なぜ確定測量が必要なのか

理由①土地の登記簿と実際の土地については測量誤差が生じていることが多い

理由②年代の古い図面「地積測量図」においては実際の面積との齟齬が大きいことがある。

境界確定測量を行いこれらの誤差を修正しておくことによって、後々の土地、建物の境界によるトラブルを防ぐことにつながり、安心して土地を利用することにつながります。

具体手なメリットとして

・売買等の取引において土地の価値を高く評価してもらえる。

・将来相続等の可能性がある場合に安心して次世代に引き継ぐことができる。

・土地の一部を別の土地として取引する場合に分筆登記が必要となります。分筆登記申請においては土地の確定測量(隣地所有者との立会、確認含む)を終えていることが前提となりますので分筆申請可能な土地となります。

・道路との境を明確にしてどこまでが建築に使ってよい土地なのかを把握しておくことができる。(都市計画、狭隘協議等ほかにも要素があります)

確定測量の流れ

  • 現地の測量にて現状の把握
  • 法務局、市役所等の資料との整合性を確認する。
  • 隣地の方との境界立ち合い=境界確認書にて境界承諾を得る。
  • 境界標が永続的に残るように設置。
  • 場合によっては法務局へ訂正の登記(地積更正登記)を行い、図面(地積測量図)として備え付けする。

確定測量のデメリット

現況測量に比べて期間が長い

・道路確定が済んでいない土地においては概ね3か月以

現況測量とは、

境界確定測量とは異なり現状の敷地利用範囲の面積を算出することで、境界の確認にはなりません。

(作業期間1週間~2週間以内となります。)

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